スマホワークの内容について
「スマホワーク」という副業サービスでは、「スマートフォン1台あれば誰でも簡単に始められる」「1日たったの10分でOK」「知識やスキルがなくても問題なし」といった魅力的なフレーズが並び、初心者でも気軽に取り組める副業として紹介されています。
実際に記載されている主なポイントを整理すると、以下のようなアピール内容が確認できます。
スマホ操作だけで収入が得られる
わずかな時間で副収入を実現できる
専門知識は不要で誰でもスタート可能
これらを見ると、未経験者でもすぐに稼げるような印象を受けるかもしれません。しかし、こういった「簡単に稼げる系」の副業には、慎重な姿勢が必要です。
たとえスマホがあれば作業自体はできるとしても、それで安定した収益が得られるかは別問題です。実際のところ、どうやって収入が生まれるのかといった重要な説明が抜け落ちていたり、実績の裏付けがないケースが多く見られます。
このように、表面的な謳い文句だけを鵜呑みにして参加してしまうと、「思っていたより稼げなかった」「追加費用が発生した」といったリスクに直面する可能性もあります。
そこで本記事では、宣伝通りの成果が本当に得られるのかどうかを客観的な視点から検証していきます。
副業を始める前に、しっかりと情報を見極める力を身につけることが、自分の時間とお金を守る第一歩です。広告の言葉に流されることなく、冷静な判断を心がけましょう。
特定商法取引法に基づく表記
事業者名 | 株式会社社 |
運営責任者 | 森下 拓哉 |
住所 | 東京都北区赤羽1-7-9赤羽第一葉山ビル4F |
メールアドレス | memgers@yashiro-inc.com |
電話番号 | 記載なし |
特定商法取引法に基づく表記について
特定商取引法は、消費者の権利を守り、事業者による不正や悪質な販売活動を抑止することを目的とした法律です。この法律では、訪問販売や通信販売、電話勧誘販売といった、消費者トラブルが起こりやすい取引形態を対象に、事業者が従うべきルールを詳しく定めています。
さらに、クーリング・オフ制度などの消費者保護の仕組みを明文化し、消費者が安全かつ安心して取引を行える環境を提供しています。特定商取引法に基づいた事業者の適切な対応は、取引の透明性を確保し、消費者からの信頼を築くために欠かせないものです。
運営者責任者について
責任者とされる「森下拓哉」についても、過去の経歴や実績などの情報が一切見つかっていません。副業に限らず、運営者の情報が非公開または確認できない場合、リスクは高まります。
スマホワークの販売者について
販売元である「株式会社社」について独自に調査を行いました。
国税庁の法人番号検索サイトにて確認したところ、同社は確かに正式な法人として登録されており、法的に存在が認められている企業であることは間違いありません。

出典元 : https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/henkorireki-johoto.html?selHouzinNo=9010001105235
登記情報を確認したところ、「株式会社社」は平成27年10月に法人設立された企業であることが分かりました。さらに、これまでに本社の所在地を3回変更しているという履歴も確認できます。
もちろん、事業の成長や働きやすさを目的とした移転であれば、住所変更はごく一般的な企業活動の一環です。ただし、設立からそれほど時間が経っていない段階で、短期間に複数回の所在地変更が行われている場合には、その背景に注意を払う必要があるでしょう。
継続的な住所変更が見られる企業には、運営体制の見直しや経営戦略の変動など、何らかの事情が関係している可能性もあります。そうした動きを把握することは、その企業の安定性や信頼性を見極める上で重要な判断材料の一つと言えるでしょう。
スマホワークを検証レビュー
株式会社社が提供する「スマホワーク」の副業に参加するには13,550円で販売しているマニュアル(電子書籍)の購入が必要になります。一見、安価な価格設定に感じられますが、注意が必要です。この少額の初期投資だけで本当に稼げるのか疑問が残り、後々高額なサポート費用などへの誘導が行われる可能性が高いと考えられます。
株式会社社のお仕事マニュアルをネットで調査しましたが、稼げたと言った口コミや評判はありませんでした。2023年・2024年のBESTお仕事大賞に選ばれているのであれば、何かしらの口コミがあるはずですが、一切ないのは怪しいです。
副業の実態は「アフィリエイト」とされていますが、アフィリエイトは簡単に稼げるものではなく、初心者が始めても月1万円も稼げないことが多いのが現実です。サポートがあるからといって稼げる保証はなく、むしろ高額な費用だけがかかってしまうリスクが高いです。